京あれこれ,自然漫歩

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 昨年 (2023年)、御苑近くの革堂行願寺・下御霊神社を中心に開催された “藤袴祭” (源氏藤袴会主催) を訪れた際に、京都自生の藤袴が発見されたのが西京区大原野であることを知った。しかも西京区大原野南春日町 ...

人物

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 平安初期の官僚で学者・文人。父親は日本初の勅撰漢詩集『凌雲集』の編纂にあたった参議 小野岑守 (みねもり)。遣隋使として有名な小野妹子の子孫で、「三蹟」の一人である小野道風は孫にあたる。小野小町も子孫とも伝承。養老令の注釈書である『 ...

総記

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 「暑さ寒さも彼岸まで」という言習わしは馴染み深く、ことに今年のように猛暑が続くと、何とはなしに「彼岸はいつかな?」と気になってしまう。カレンダーを見ると、2024年の秋彼岸は「彼岸入り」が9月19日、「中日 (秋分の日)」が22日、 ...

総記,自然漫歩

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 9月17日、暦は二十四節気「白露」の末候「玄鳥去」へと移る。「玄鳥 (ゲンチョウ)」はツバメを指す。「玄」には「くろ・くろい」の意味 (訓) があり (例えば “玄人 クロウト”)、これで「つばめさる」と読む ...

総記

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 9月に入っても猛暑日が続く京都。茹るような暑さの中、ふと気づけば二十四節気は処暑から白露へと変わり、9月12日には七十二候が第四十四候「鶺鴒鳴 (せきれいなく)」に移った。「セキレイが鳴き始める頃」というが … セキレイは留鳥で一年 ...