鎮魂と祈りの桜 “陽光”

今年も近所の街路樹 “陽光桜” が、ソメイヨシノより一足早く満開を迎えて、道行く人々の目を楽しませてくれている。一重咲ながら大輪の花とその濃桃色のため、「八重咲?」と思ってしまうような華やいだ美しい桜だ。しか ...
夏にお別れ、やっと…秋!

今年 (2024年) の京都の夏は猛暑続き、しかも長かった。例年であれば朝晩は涼しくなる10月に入っても、真夏日が続いた。京都地方気象台によれば、2024年の真夏日の日数が過去最多を更新したという。
ところが、11月7日 ...
彼岸と”お彼岸”

「暑さ寒さも彼岸まで」という言習わしは馴染み深く、ことに今年のように猛暑が続くと、何とはなしに「彼岸はいつかな?」と気になってしまう。カレンダーを見ると、2024年の秋彼岸は「彼岸入り」が9月19日、「中日 (秋分の日)」が22日、 ...
「玄鳥去」そして「中秋の名月」

9月17日、暦は二十四節気「白露」の末候「玄鳥去」へと移る。「玄鳥 (ゲンチョウ)」はツバメを指す。「玄」には「くろ・くろい」の意味 (訓) があり (例えば “玄人 クロウト”)、これで「つばめさる」と読む ...
鶺鴒(セキレイ)は秋の鳥!?

9月に入っても猛暑日が続く京都。茹るような暑さの中、ふと気づけば二十四節気は処暑から白露へと変わり、9月12日には七十二候が第四十四候「鶺鴒鳴 (せきれいなく)」に移った。「セキレイが鳴き始める頃」というが … セキレイは留鳥で一年 ...