有為泡影 4
「吾唯足知」 われ ただ たることをしる
世界遺産「龍安寺」の茶室前には「知足の蹲踞 (つくばい)」と呼ばれる手水鉢がある。中央の四角の水穴を「口」の字に見立てて「吾唯足知」と読ませる。徳川光圀 (水戸黄門として親しまれ ...
有為泡影 3
諸佛出於 五濁悪世
「諸仏は、五濁の悪世に出でたもう。」
(出典:『妙法蓮華経 巻第一 方便品第二)
さらに経典では、悪世における衆生について次のように語られる。
劫濁亂時 ...
長き夏ゆき・・・うろこ雲
”暑さ寒さも彼岸まで” とはよく言ったもので、彼岸に入ってから朝晩はずいぶん過ごしやすくなった。気がつけば、空の雲もモクモクと湧きあがる入道雲からうろこ雲に変わり、セキレイの鳴き声も…。
今年の夏は本当に長く、猛暑、酷暑の ...
有為泡影 2
若菩薩不住相布施 其福徳不可思量
釈尊は須菩提に「求道者・すぐれた人々は、跡をのこしたいという思いにとらわれないようにして施しをしなければならない。」と語った。その理由というのが上記。その意味は
(書き ...
有為泡影 1
無より来たる者 無に帰るのみ
(畦の花)