「拝まれてきた仏像」展で思う

昨年末のこと。広沢池近くの 佛教大学宗教文化ミュージアム を久しぶりに訪れる。企画展『拝まれてきた仏像―ふたたび拝まれる日をまつ―』(2023/10/28-12/9開催) の趣旨に関心があったので。
2024年は浄土宗 ...
「人日の節句」と七草粥

<”人日の節句 (供)” って?>
1月7日は五節句のひとつ「人日 (じんじつ) の節句」。その起源は古代中国。6世紀半ば頃に著された『荊楚歳時記 (けいそさいじき)』 には、正月元日から八日まで各日に獣畜をあてて占う風習が ...
「旧暦」に親しむ

2024年が始まりカレンダーも新しくなった。京都に住まうようになって以来、我が家では 「新暦・旧暦カレンダー」 を使用している。京都では様々な伝統行事が旧暦に基づいて行われることも多く、なかなか便利だったりもする。
カ ...
“天神さん” の橘

11月も最後の週、散歩の途中で “天神さん (北野天満宮)” に立ち寄った時のこと。参道を入ると西側に見える「伴氏社」の石鳥居が、黄色の実をたくさん付けた橘に覆われていた。たわわに実る黄金色の果実を見て、「1 ...
十三夜

10月27日は旧暦の9月13日で、「十三夜」にあたる。旧暦8月15日の「中秋の名月 (十五夜の月)」とともに古来より名月とされ、愛でられてきた。十五夜を「前の月」と呼ぶのに対し、十三夜は「後 (のち) の月」と呼ばれ、あわせて「二夜 ...